博多テックス関係織元訪問、本日は株式会社原田織物にやってきました。
今日は私ひとりではなく、博多テックスメンバーのデザイナーであるスナオラボ/長尾朋貴さんとやってきました。スナオラボさんは福岡で家具や生活用品のデザインをされています。子どもたちにやさしい家具や生活用品をデザインされています。
●スナオラボWEB
http://sunao-lab.com
さっそく工場の方へ入って行きましょう。
おお~~なかなか年季が入っている工場ですね~。福絖織物さんよりも木の匂いを強く感じるような気がします。
織ってます織ってます。活気あふれる工房ではガシャンガシャンと力強い音が鳴り響いてました。
力強い音に似合わない上品で繊細な織柄です。
デザイン柄が記録されたパンチをシゲシゲと見ている長尾さん。
原田社長の説明をフムフムと聞いている長尾さん。
博多織は細い経糸(たていと)を多く用い、太い緯糸(よこいと)を筬で強く打ち込み、主に経糸を浮かせて柄を織り出しています。
原田社長の説明にウンウンと頷く長尾さん。
原田織物の工場では糸を撚り合わせる機械が多いような気がします。
たんたんと何百もの細い糸を撚り合わせていく機械は、古くアナログでしたが純粋に美しさを感じました。
工場内は昭和な雰囲気が漂っています。
いいですね~~~この道具の陳列の仕方。どの工具も使い込まれた感がありますね。
「古い伝統を守っていくのも大事なんだけど、我々博多織業界もどんどん新しいことにチャレンジしていかないといけないんよね」と語る原田社長。
自慢の博多織帯を手ににこやかな原田社長。
江戸時代の博多の街を博多織で描いた地図。長浜は本当に長い浜だったんですね。福岡の街はほとんど海だったんだ。
地元の酒造メーカーと小石原焼窯元と3社でコラボしてたセット。ご贈答品向けに開発しました。
デザインプロジェクトユニット ダーウィンと博多織織元三社のコラボレーションである博多テックスのまとめ役である原田社長。新しいことにチャレンジする意欲満々です。「次はなににチャレンジしてみようかね~~~」
また来てねだワン!!って顔してるねキミ。
(株)原田織物
〒838-0215 福岡県朝倉郡筑前町篠隈687−3
電話:0946-42-2176